Hank Mobleyはジャムセッションなどでも良く演奏されるジャズスタンダードナンバー”All The Things You Are”をいくつかのアルバムに残しております。
“All The Things You Are”は転調が多く、難曲といわれています、ジャズを志すものは避けて通れない王道中の王道曲です。
ハンクモブレーはどのレコーディングもコードに対して明確で、素晴らしいラインのアドリブを吹いてます。
ここではまずハンクモブレーの”All The Things You Are”を残したアルバムを紹介します。
Album “Monday Night At Birdland”
ハンクモブレーのソロは7:00-
バードランドで行われたジャムセッション的なライブアルバムです。
リーモーガン、カーティスフラー、ビリールーツ、そしてハンクモブレーの4人がフロントのセッションです。
ジャムセッションで演奏されるセッションナンバーを皆でアドリブソロを取っています。
Album Art Blakey & The Jazz Messengers “At the Cafe Bohemia, Vol. 2”
ハンクモブレーのソロは4:00-
初期のアートブレキー&ジャズメッセンジャーズの名作。
プリンスアルバード(オールザシングスユーアーのコード進行に違うメロディをつけた曲)
ケニードーハム、ハンクモブレー、ホレスシルバー、ダグワトキンス、アートブレイキーの5人編成。
ハードバップの名曲、ジャズスタンダードの熱い演奏を楽しめます。
Johnny Griffin “A Blowing Session”
ハンクモブレーのソロは6:18-
こちらはジョニーグリフィンのアルバムブローイングセッション。
その名の通りジョニーグリフィン、ハンクモブレー、ジョンコルトレーンのテナーサックス奏者3人そして、トランペットのリーモーガンでブローイングセッションしています。
テナーサックス奏者三者三様、皆素晴らしいアドリブを取っています。
ジョニーグリフィンの緩急自由自在、超絶テクニックのアドリブ、ジョンコルトレーンはビバップ、ハードバップから、モーダルなアプローチへの片鱗が感じられるアドリブ、ハンクモブレーはマイペースにいつも通りシンプルかつ歌心あるアドリブを取ってます。